お弁当はもちろん、料理の出来栄えを格段に底上げするための秘訣、教えましょうか?それは・・・
器を変えてしまう!
ことです。
もう、料理の見栄えを一新させたいならこれ以外にないと思うのです。
盛り付けを変えてみようと思っても、どこかいつもの私が顔を出すものなんですよね、私が未熟ゆえのことなんだけど。
器を変えてみると不思議や不思議、味にも変化が現れたり・・・?!
おなじみと言えば聞こえは良いが、はっきり言ってマンネリ気味なあの料理だって「器」の力を借りればNEOテイストとして食卓を彩ってくれるんです。
そして、新しい器を手にすると、作りたい料理にも変化が現れます。そして何より
やる気にも大きな変化が現れます!
新しいものって嬉しいもんね♡︎
器の色が引き立ててくれそうだからあれを作ろう。あの食材を使おう。器の絵柄と同じ食材を使って一品作ろう。絵柄と対になるような素材を取り入れてみよう。そんな風に・・・
例えば、深い藍色の器を手にしたとすると、その反対側にある補色・コントラストの強い黄色い食材を盛りつけてみたい気持ちがわき起こってきませんか?
わたしだけだったらごめんなさい。
黄色といえば「カボチャ」や「パプリカ」。
カボチャは調味料の濃さや煮詰める具合によって色が変わるから、爽やかな初夏に出すならば薄味で明るい黄色に煮上がるようにして、その後でよく冷やしセルフィーユか何かちょっとしたハーブを添えてみたら涼しげな前菜風に。
逆に、秋冬に食べるのなら少し濃い目の色味に仕上げて、最後にくるみなんかをトッピングすれば「収穫祭」のイメージにぴったりで良い。ホームパーティーなどで斬新に演出したいなら、さらにクリームチーズやマスカルポーネチーズ、はたまたサワークリームなどを合わせてみるのも楽しい。
ほっくりと煮たり蒸すのが定番なカボチャだけれど、生のまま千切りにしてさっと湯がいてシャキシャキとした食感を楽しむのもいつもと違って良いかもしれない。
そうそう実は、カボチャの千切りはだいぶ前にやったことがあるけれど、とても手間がかかった記憶があるなぁ。でもすごく美味しいものが出来たので、また機会があればぜひ挑戦したいんだけど・・・。(←だいぶ先の事になりそうな雰囲気)
と、まぁこんな感じで「器」ひとつでも料理の演出のアイデアがあれこれと浮かんできて、これまでマンネリ化していた退屈なメニューにもどんどん奥行きが・・・
おそるべし器!!!
だけど器えらびというのは、他のさまざまな事柄と同じようにこだわり出せばキリがなく、新しいものを見かけては、その度につい手を伸ばしたくなっちゃうんですよね・・・。
ただ、以前は手頃な価格で好みのものがあればすぐに買ってしまったけれど、いろいろな器に触れているうちに“自分ごのみ”が分かるようになり、色や形に質感、そして産地や工房・作家さんなどを基準にそろえたい器がだいぶ特定のものにフォーカスされて来ました。
でも、まだまだアレコレ目移りはしちゃうんだけど・・・。
器の話をすればするほど、あのね、私この作家さんの器が好きでね。私のおすすめはね、・・・と、それこそ終わりの見えない話となってしまう。
お弁当の記録がもっと軌道に乗って来て心と時間にゆとりが出て来たら、手持ちの大好きな器たちの紹介が出来ると良いな♡︎